ドル円は大幅な円安にならず、しばらく円高方向かもしれん、2025/01/30
しばらく円高方向かもしれん
以前の予想では、日銀が利上げをしてもFOMCは利下げをしないので、金利差が縮小したとしてもまだ大きく開いているとして円安を予想した。しかし、最近のドル円の動きは、なかなか円安に動いていない。何もニュースがないときでも円安に動かず円高方向に動いているように思える。これは注意が必要。2025/01/30
結論
前回2024年7月の利上げのときは、7月末から9月まで約2ヶ月円高が続いた140円台。そのとき金利差はまだかなり開いていたのに円高方向に向かった(円キャリートレードが原因でもあった)。その後また140円台からまた158円台にまで上昇した。
今回は利上げの事前折込が入っていたので、158円から153円くらいの幅で落ち着いている。しかし、金利差が縮小しようとしていることに変わりはない。ただ、円安に動いていない。その証拠に、FOMC(利下げ据え置き)が終わっても円安に動いていない。これはまだ円安に動きにくい要因が他にも存在するということ。
なので今後は、円安に動きにくい可能性があるので、2月、3月くらいまで高いところではロングせず、できるだけ安いところでロングしてできるだけ早く利確をして様子を見たほうがよいのかもしれない。
現在0.1Lot157円台でロング中。
なぜ、警戒するのか
昨年の7月の利上げで、予想は利上げせずだった。仮に利上げをしても金利差は大きく開いているだから、円安になると信じてた。結果、日銀は利上げを発表し、今後も利上げを継続すると記者会見で発表した。その影響でドル円は急落した。160円から140円の急落。大きくハズレてドル円は140円になった。
しかも2ヶ月もずっと下げ続けた。この間に損切りをして資金の半分が消えた。その後、2024年10月148円、11月は156円、2025年1月には158円台に達した。結局金利差が大きいので円安に戻ったのだ。予想は当たっていたが2ヶ月かかるとは思わなかったから辛抱できなかった。3ヶ月以上我慢できれば、ここまでロングしていれば損害は10分の1にすんだしスワップももらえたから被害はすくなったはず。
つまり、予想では金利差はまだ大きい。しかし、ドル円トレーダーたちは金利差の大小でトレードをしていない。金利差が縮小するということでトレードをしている。だから、予想と違った動きをしているなら警戒をして、トレード回数を少なくするかチャンスのときだけトレードするようにする。