ドル円予想、2025年4月までのドル円は165円以下で170円はいかない
ドル円予想、2025年4月までのドル円 金利差が開いた状態なので円安傾向である。しかし、今後米は利下げを少なくとも2回予定している。これで金利差が縮まる。一方の日銀は3月19日までは利上げをしない予定。あくまでも春闘の賃上げレベルを見てから考えるという方向なので、ひょっとするとこのときも利上げをしないという予想もある。政治的にも石破内閣は不人気でありこれ以上人気を下げたくない。よって日銀は内閣の威光(意向)を待ってから判断する。 2025/01/04 2025年4月までのドル円は165円以下で170円はいかない <2022年3月(利上げ開始)~2024年初頭(利上げ終了)週足チャート > 金利差が大きくなるにつれて 円安傾向が強 くなった 。 つまり、 FOMCが利上げをするたびに円安圧力がつよく なったことがわかる。これによれば、金利差が開くほど円安になることがわかる。2025年1月4日時点では高値157~162円となっている。 これからFOMCが利下げ、日銀が利上げすることで金利差が縮まることはあっても開くことはない 。なので、 円安になるエネルギーは2022年2023年と比べて小さい と言える。また160円に近づくと口先介入、161~162円を超えると実弾介入が予想されることから、軽く170円を超えるとは考えにくい。162~164円あたりで為替介入が入ると思われる(素人予想)だとすれば、 このまま円安で170円を超えると思って下げたら買いのロングは難しくなる 。 しかし、サプライズが発生すると一気に動くの為替である。なにか想定していないサプライズな事象が起きるとこれまでの想定が一気に変わるから難しい。 158円手前で大きくショートが待っているため、159円 を超えられない。160円を超えるとは考えにくい。 <2025年1月2日までの週足チャート> 2024年7月上旬から日銀利上げ観測リーク報道が始まった。そして7月下旬の日銀金融政策決定会合で利上げを発表し一気に円高に動いた。その後、利上げによって8月の日経平均株が急落し、「利上げを急がない」コメントだして、加熱が冷めて今度は円安へ。米大統領選挙で民主党から共和党トランプさんが勝ちそうで円安へ。もともとトランプさんは円高を声高に唱えていたが、トランプさんの政策は関税を上げることで円安になる政策だった...