日経平均は陽線ながらもマイナス、今までと違う機関投資家が日本株買ってる
2024/06/12、前日のダウはマイナス、ナスダックプラス。円安進行中。これなら日経平均はプラスでもいいはず。しかし、今晩の21:30のCPIとその後のFOMCの結果でもしかしてのサプライズが発生するかもしれないということで、大きな売買はないと予想できた。 結果は、日経平均はマイナスながらも陽線というチグハグな動き。数年前の日経平均なら、最初からだだ下がり状態。後場持ち越すかと思わせてからの更に下げを食らわせる。死体に鞭打つくらいの恐ろしいウリを浴びせかける売りが発生しただろう。しかし、昨今の日経平均は、いままでと異なる機関投資家が増加中。オイルマネーの産油国と欧州の機関投資家が増加中。オイルマネーの産油国は、資源があるうちに新しい産業を見つける必要がある。投資によって新しい産業、特にアニメ、映画といったエンターテインメント事業や観光事業に力を入れていくのだろう。また、日本は半導体、自動車産業が強く、原子力発電、水素エネルギー分野も強い。今後の脱炭素化産業の発達が目覚ましいものとなる。 今晩の21:30のCPIとその後のFOMCの結果で明日以降の日経平均の動きが変わる。1.更に上昇して4万円を超える。2.材料出尽くし、失望売で3万6千円へ向かう。3.その他、アメリカの利下げと日銀の利上げのダブルサプライズで、株高円高。しかし日経平均だけ下落ということもあって予想がかなり難しい 資源がなくなる国に未来はない。過去いままで資源で潤った国で、その後資源がなくなり没落した国は多い。資源があるから産業が発達しないし税金が安くなるので国民も勤勉でなくなる。結果資源が枯渇した途端に経済は下落し高インフレの嵐が吹き荒れる。産業が衰退したことで、かつての世界の中心だったイギリスも没落してしまった。歴史の教科書で産業革命というすごいことをしたイギリスも近年は産業がない。資源があっても産業が栄えない国は没落していく。アメリカはどうかといえば、アメリカの場合は戦争で産業を生存させている。自動車産業もあるが、戦争兵器による産業が潤っているだろう。また銃、弾丸弾薬といった産業が残っていて市民が銃を保持できるというのも産業が定着しているのだろう。