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8月 4, 2024の投稿を表示しています

リーマンショックマネーショートは変化に気づいた投資家の辛抱合戦

 リーマンショックを描いたマネーショートは住宅市場のバブルにいち早く気づいた投資家が、空売りを仕掛けて保証金の支払い(損失)とバブルが弾けないジレンマ(握力)に苦しみながらも耐えて最後に大きな利益を生んだ。この映画の教訓は、いつバブルが弾けるかは誰にもわからないということ、そして教科書通り論理的に市場が動かないことを示した。「赤信号みんなで渡れば怖くない」だった。既にバブルであるにも関わらず住宅市場はいつまでも堅調だとみんなが思ってた。だからバブルが崩壊するなどほとんどの投資家は信じないし崩壊を口にした者は馬鹿にされた。 ではいつバブル崩壊が始まるのかがわかるのか? 何事も最初がある。バブルがいつ崩壊してもおかしくないのだからどこかの証券会社か銀行か不動産屋が倒産債務不履行等おきれば、そこから号砲が鳴り響く。バブル崩壊の始まりだ。だからこの時、空売りを仕掛ければまだ利益は出たはず。仕掛けるのが早すぎると誰もバブルと知らないうちに空売りを仕掛ければ保険金の支払いだけでも大きな負担だったはずで資金力がないと空売りは難しい。マネーショートではなんとか資金をやりくりして入金して持ち堪えられていたから映画の主人公たちは大きな利益が得られた。一世一代の博打だった。現にその後主人公たちの活躍はほとんど聞かない。ある意味まぐれだったとも言える。 しかしどこに変化のきっかけが隠れているかは誰にも分からない。気づくことが必要。毎日の動きに変化を感じ取れるようにしておく。

株も為替も空気読め変化を感じろ

 日経平均下落、ドル円は円安から円高に転換した。それぞれ変化があった。予兆や兆候があった。しかし薄々その変化を感じていながらその先を予想できなかった。 もうちょっと変化の異変に気づくべきだった。一点二点くらいは変化とは言えないが4点以上変化が続くと何かあると思わなきゃいけない。 それを見過ごしてしまった。空気が変わった時はすかさず何が変わったかを調べてどれくらい今までと変化したかをリストにするなりにして逃げるか待つかを考えること