派遣社員は、社員じゃなくてアルバイトと同じ境遇
派遣社員は、「社員」だから「アルバイト」よりも良くね?
大間違い。実際に正社員から「派遣社員」として働いてこんなに境遇が悪いのかと実感した。これは実際に派遣社員として働いてみないとわからない。派遣社員は、大雑把に言えばアルバイトと同じで働かない日は給料はもらえない。「正社員」なら年間20日は有給休暇が保証されるし、ボーナスがあればもらえる。しかし、「派遣社員」は休むとその分の給料は減る。だから休みたくても休めない。そして「社員」だけどボーナスはない。だって「正」社員じゃなくて、派遣されているから。1,2ヶ月おきに面談して評価され、働きが悪いと叱責される。「いつでもやめていんだぞ」と。こんな精神的に追い込まれて、楽しく働けるわけがない。だから辞める人も多いが派遣会社は次々と送り込むから、誰がやめようと気にしない。
「派遣」社員はアルバイトと同じ扱い
騙されてはいけない。「派遣」社員はアルバイトと同じ扱い。厚生年金に入れても半分会社が肩代わりしてるだけ。給料とは関係ない。だから「派遣社員」で良いと思わず、「正」社員の雇用を探すべき。ただ、自由な時間がほしいとか、いつでもやめたいと言うならアルバイト感覚の派遣社員でもいい。この派遣社員制度のせいで正社員になれず、雇用が安定しない人が増加した。企業や経団連にとってはいつでも首を切れる社員は便利。必要になったら雇用して、いらなくなったらいつでも首を切れるから。これが「正」社員なら労働組合が黙っていない。だからいつでも首を切れる派遣社員が便利なのだ。