メモBlender有料アドオン買ってみた、BlobFusion22ドル、感想
blob-fusion 22ドル、メタボールで3Dモデルを作っていく
環境:Blender4.2
おすすめ度:星4つ
(個人メモ、\アニマル、メタボール\Blob_有料アドオン使用中\Blob_球体ボディテスト_Type_B_005.blend)
最近メタボールにハマっていて、標準機能では物足りなくなった。標準では小さいものが作りにくい。またメッシュに変換したときに、メタボール同士の重なりがメッシュポリゴン生成に影響を与えてしまい、きれいな4角ポリゴンにならない。そのため、頂点、辺の修正が必要となり手間が増える。
有料アドオン blob-fusionは、四角形ポリゴンに生成しているので、メッシュ変換がしやすい。
四角形ポリゴンを生成しながらメタボールの曲線を保っている。購入前は、メッシュ変換で三角ポリゴンだらけになるのでは?と危惧してた。その場合でもDecimalを使えばポリゴン数を減らせると思ったので購入に踏み切ったけど、実際にメッシュにしたら、きれいな形状だったので安心した。
これでしばらく作業していく。使い方を今後記入していく。問題は、Blenderのバージョンが上がっていくと使えないおそれもあるけど、比較的安い金額なら許容できるだろう。現在ドル円は144円から147円くらい。
アドオンをインストール(ZipでOK)して、ライブラリを追加(こっちは展開)した。
またツールタブ名をBlogTools(初期はTools)に変更
アドオンの簡単な使い方
用意されている基本メタボールは、球体、円柱、立方体、ドーナツ形状(これ使い道があるのか疑問だ)。メッシュもあるけど通常追加ではエラーになった。(標準にはカプセルがあるがBloBにはない。カプセル形状は親子関係(E)を作れば伸びるからカプセル形状になる)、斥力(ブーリアン演算の減算)みたいな処理をしたいときはマイナスーキー。なお、斥力側はあとに作成したオブジェクトになる。A-BでAを削りたい(減算したい)とするとB側にマイナスキーを押す。なおBで減算したいときは、Bを作ってからAにするので、順番に注意らしい。
・標準と同じ動作
拡大縮小(当たり前といえば当たり前)の操作が可能。拡大縮小してもポリゴン面がいびつにならない。(標準はメタボールサイズが小さいと滑らか面にならなかったりする)
・標準と異なる点
ミラー鏡面コピーあり。(直下の画像の説明では個別と書いてるがドメイン全体でミラーになる)、また4角ポリゴンが細かすぎるときは、Resolutionを小さくすると大きくなるので、メッシュにしたときのポリゴン数が多い状態を解消できる。
親子関係(E押し出し)が可能なので、親を動かすと子どもが追随する 分離はPで、結合はFキー。親子関係があると、子を親から離そうとすると伸びる(標準では、接合部分が狭く小さくなり、切れやすい(単独形状の球体に戻りやすい))
>中間メタボールを「P」で分離した。A>B>CでBを選択してPを押すと Bは分離して、A>Cで連結が構成され、ABCの親子関係は続く。A>Bの引力はなくなる(近づけると粘着は起きる)
Fキー 2つのブロブを選択してFキーで親子関係になる。
こうなると、無理に親子関係を作る必要なくて、(親子関係があるとアーマチュアのボーンを作ることができるらしい)形状だけがほしいので、標準と同じように球体をいっぱい作って接合して粘着がほしいときに親子関係結合(F)にすればよいかもしれん。
購入前はポリゴン数が極端に増えて扱いにくい形状にされると思ってたが、実際は四角形ポリゴンが格子状に形成されているからメッシュに変換したあとも扱いやすそう。
標準メタボールはメッシュ変換でかなりいびつなポリゴンが発生する。三角ポリゴン四角ポリゴンが混在して全部を四角に修正するのは困難・面白い結合形状
球体、円柱(親)、球体で構成して、円柱を親に(F)にした。水平方向に球体を動かすと粘着して円柱が伸びる。そこで、球体を下方向に動かすと分離して、円柱中心側に粘着した。画像を参考