CPI通過後の日経平均株価は上昇した。米利下げ再燃
昨日CPIが発表され、ドル円はもみ合いながら円高に動いた。(自分はロングで入って塩漬け中)米金利が低下し、NYダウは好感して上昇。当然ながら日経平均株価も上昇であったがもみ合い。今日の動きに円高は関係なし。2024/05/16
CPIの予想を下回ったことで景気が悪化予想で金利の下げ圧力が強まり株高となった。景気が悪いのに株価が上がるという一般人からすれば論理的ではないが、株式市場の世界は別の影響を読むから予想が難しい。
すぐに利下げになることはないが、利上げはないからその分は安心できた感じ。世界情勢は、ロシア・ウクライナ戦争、宗教戦争、石油高、小麦価格の変動など、いろいろな環境が金融市場に影響をあたえている。未確認ニュースでも為替、株式市場は影響を受けるので、長期でトレードするよりは短い間隔で利確をしたほうが安心できる。ドル円についてファンダメンタルズでは、いまだに金利差があるので円安。しかし、円高材料が多くなってくると円安方向の動きに勢いがなくなって円高に動くため160円は難しくなってきた。日本経済も円安が「悪い」となってくれば政府日銀も利上げに動くため、円高傾向が濃厚になってくる。かといって急激に利上げすれば、金融機関や住宅ローンに影響を及ぼすため、ここらへんはゆっくりと動き出すだろう。