ドル円の動きは、ニュースと経済指標次第で動く
ドル円は、論理的、客観的には動かない。ほとんどが噂レベルのニュースソースと心理で動く。
例えば、日銀が利上げをしなくても、「次の日銀総裁はタカ派だ」と思われれば、利上げするだろうという思惑で、円高に動く。しかし実際は利上げをしない。そうなると今度は円安に動く。また、今度も利上げするらしいというニュースが流れると、また円高に動く。そして日銀金融政策決定会合で何もしないとわかると円安に。これを繰り返すと円安が進行する。
次に、突然利上げすると仮に金利差は大きく開いていても、「サプライズ、驚き、同様、ショック」により一気に円高パニックになって動く。ただし3,4週間つまり一ヶ月くらいになると落ち着く。
要するに為替の動きは、その時その時の思惑、サプライズで動くということ。だからまず、本当のファンダメンタルズを見極めること。過度に動いたらまず、ファンダメンタルズが変わったかどうかを考える。変わらなければそのままロングでOK。しかし、ファンダメンタルズが変わった例えば、「金利そのまま」から「利上げ」ならファンダメンタルズは変わったことになるので諦めて損切りが正しい。